平成28年6月7日(火)19時30分から高岡市医師会看護専門学校第一講義室にて開催されました。参加人数は医師20名、歯科医師30名でした。
 近年、骨粗鬆症治療薬に伴う薬剤性顎骨壊死が問題となっています。そこで、医師会と歯科医師会で協議を行い、医師側と歯科医師側とで簡単に連携が行えるように情報提供の書面を作成しました。この情報提供書の内容、使い方を高岡市歯科医師会理事 福井功政先生と富山県済生会高岡病院整形外科部長 南部浩史先生に詳しく説明していただきました。
 薬剤性顎骨壊死の発生率は低いですが、一旦生じると難治性で患者さんの生活の質を大きく下げることもあります。
 このようなシステムが構築されたことは、患者さんにとっても非常に有益なことです。少しでも薬剤性顎骨壊死が起こらないようにするために、この情報提供書を有効に利用していきたいと考えています。                       (近藤久紀)