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 平成28年9月4日日曜日にウイングウイング高岡にて「顎関節症の要因となる咬合について」と題した講演会が開かれました。
 講師は千葉県松戸市開業 ひかり・歯科クリニック院長 岩田光司先生です。先生は顎関節症の治療にかみあわせの診査の重要性を強調していました。
 そこでかみあわせの診査でわかる点として
・歯の位置と接触
・顎の位置
・歯の接触・誘導
・下顎の運動
をあげていました。さらにかみあわせ以外の診査も行い、そこから問題点を把握し治療を行うそうです。
 かみあわせの不正が顎関節にどのような影響を与えるか、てこの原理を使った顎関節症の病態、筋の触診法など顎関節症の診断に役立てるお話を丁寧にご説明いただきました。
 後半は様々な臨床症例の紹介があり、とてもわかりやすく顎関節症の治療法を教えていただきました。明日からの臨床に役立つとても貴重なお話しを伺うことができました。
 今回の講演で改めてかみあわせの重要性を再認識させられました。
                                                 島田芳紀