平成28年3月6日に第26回歯科保健ボランティア事業を開催しました。当事業は市・高齢介護課より委託を受け、年2回高岡市歯科医師会文化厚生委員会と公衆衛生委員会の共同事業として高岡市歯科衛生士会、富山県歯科技工士会の協力のもとに実施されています。場所は特別養護施設二上万葉苑にて、午前中は、入所者やデイサービスの利用者を対象に、午前中は、文化厚生委員会より2名、公衆衛生委員会より2名の計4名による歯科医師と市・歯科衛生士会から8名と会員歯科医院から応援歯科衛生士1名の合計9名による、歯科検診、口腔ケア、口腔衛生指導を行いました。当日は、まだ3月というのに快晴で、気温がどんどん上昇し20度以上の初夏のような暑さでした。対象者は、施設2階17名、3階33名、4階31名の合計81名でした。午後は、2名の歯科医師と富山県歯科技工士会15名の歯科技工士による入所者への義歯の紛失防止のネーム入れと洗浄を行いました。最後に、ネームを入れた義歯を歯科医師が1人ずつ、患者の口腔内に装着していきました。入所者の方は、きれいになった自分の義歯を見て大変喜んでおられました。また、当日は北日本新聞社と富山新聞社より取材を受け、その模様は後日紙面掲載されました。このボランティア事業は高岡市歯科医師会で13年続いている事業で、市内の老人施設でも好評いただいています。これからも、施設からの要望がある限り続けていきたいと考えています。

                                 (飛見 立高 記)

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