令和6年高岡口腔臨床カンファレンスを開催しました
令和 6 年3月 6 日(水)午後7時 30 分より高岡市民病院 A-1 ・A-2 会議室にて、令和 6
年高岡口腔臨床カンファレンスを開催致しました。講師の高岡市民病院・歯科口腔外科
篠原治征先生より、「血液検査により診断に至った症例」「顎骨壊死ポジションペーパー
2023 改定について」と題してご講演頂きました。
高岡市民病院での血液検査にて診断に至った貴重な症例を複数提示して頂き、勉強にな
ったとともに病院歯科との連携の重要性を再認識致しました。
また、薬剤関連顎骨壊死のポジションペーパーが7年ぶりに改定になったので、改定内
容や背景・経過・対応などを解説して頂きました。顎骨壊死とは顎の骨が露出することが
ある口の病気です。「原則として骨吸収抑制薬を休薬しないことを提案する」という変更
点があり、まず発症させないことが重要であると感じました。
最後に篠原治征先生が歯科医師会の災害支援派遣チーム(JDAT)として穴水町で活動
されたことについて報告して頂きました。まだまだ復興には時間がかかるかと思いますが、
1日でも早く日常生活が戻ることを願っています。
(高岡市歯科医師会 学術委員 金子翔龍)