高岡市歯科医師会では、平成30年2月4日(日)午前9時30分より12時まで、高岡市ふれあい福祉センターにて医療管理講習会を開催しました。講師に、元チューリップテレビアナウンサーで現在は富山短期大学経営情報学科准教授の高木綾子先生をお招きして「患者様に選ばれる歯科医院を目指して」という演題でご講演いただきました。高岡市内外の歯科医師18名、歯科医療スタッフ28名の、合計46名が受講しました。

 研修内容は

  1. 選ばれる病院と選ばれない病院の違い 
  2. 頼まれごとは試されごと 
  3. 信頼に必要なこととは 
  4. それらを踏まえたうえでのロールプレイング 

と、盛りだくさんなものでした。高木先生の講義は、さすがに元アナウンサーで現在は実際に教員をされているだけあり、大変わかりやすくまた楽しい研修で、瞬く間に2時間半が過ぎてしまったように感じるものでした。
 医療というサービスを提供するにあたって、適切な接遇で患者さんの信頼を得ることにより、患者さんと医療機関のあいだのコミュニケーションがしっかりととれるようになり、お互いにより多くの情報を得ることができ、ひいては医療そのものの質も向上するということでした。
 歯科医院を含む医療機関は、患者さんの疾患のみを治すところではなく、身体的にも精神的にもすべての面において満足していただける医療を目指すべきであります。私たちも、医療技術の向上はもちろんのことですが、接遇やコミュニケーション術についてもしっかりと学び、患者さんが来院されてからお帰りになられるまで、快適にしていただくことの重要性を学びました。