平成29年9月17日(日)に高岡市ふれあい福祉センターにて高岡市学術講演会が開催されました。講師に宮下裕志先生(東京都開業)をお招きして、「エンドの診断と技術〜およびマイクロスコープの有用性〜」をテーマにご講演いただきました。 
 エンド(根管治療)とは、歯髄が炎症や感染を起こした時に必要となる処置です。原因は大きなむし歯、歯の亀裂、外傷などです。「歯の神経を取る」「歯の根の中の化膿を消毒する」などといわれます。
 まず根管治療の診断の重要性に関する説明がありました。その後根管治療を行う時の注意点、使用する器具などの説明がありました。

 明日からすぐに使える臨床のヒントをたくさんいただきました。「診断」をしっかりと行うことの重要性、「診断」は臨床のすべであるといっても過言ではないということを改めて学ぶ機会となりました。
                                     (近藤 久紀)