高岡市歯科医師会のホームページをご覧いただきありがとうございます。
 高岡市歯科医師会は、歯科医道の高揚、歯科医学の進歩発展及び公衆衛生・歯科保健の普及向上を図り社会福祉と会員福利の増進に寄与することを目的としております。
 大正10年、大道憲治先生をはじめとする7名のメンバーによる高岡歯科医学会の結成を始まりとする資料が実在します。これは現在の高岡市歯科医師会前身であり任意団体でありました。その後、1926年、大正15317日に歯科医師会令が公布されて郡市歯科医師会が設立されました。この時期に「高岡市歯科医師会」として公的な組織形態を取ったものと思われます。その後、時代の変遷とともに、幾多の困難を乗り越え、平成254月からは一般社団法人を設立し、現在は高岡市内の開業歯科医師・病院歯科の勤務医等90余名で構成される学術団体として、来年度、2026年には記念すべき100周年を迎える事となります。(本会の歴史については歴史・沿革を参照ください)。
 高岡市歯科医師会は、設立時の理念を保ちながら、様々な事業を展開しております。
 現在、乳幼児の健診・フッ素塗布事業(16か月、2歳、26か月、3歳、36か月)、保育所健診、妊婦健診事業、20歳、30歳、又40歳からは5歳ごとの節目歯周病検診事業、75歳後期高齢者検診、学校健診、小学校フッ素洗口、企業・事業所検診、在宅訪問診療、休日診療、老健・特養施設での歯科保健ボランティア事業等を通して市民の皆様のお口の健康を守り、充実した生活を送って頂くために努力を続けております。
 それぞれの事業については各ページで詳しく記載しておりますので是非ご覧ください。
 先にも申し上げたとおり、本会の基本的立場は、「歯科医療活動を通じて公共の福祉に貢献する」歯科医療人の学術団体であり、将来的には公益社団法人への移行を目指すべく、今後も、公益に資する精神と理念を持ち続ける所存です。
 小さなお口の健康からではありますが、子供たちの大きな将来と輝かしい未来の維持、そして健康長寿社会の実現、すなわち平均寿命男性81.09歳、女性が87.14歳(令和5年時点)、健康寿命男性72.57歳、女性75.45歳(令和4年)、この開きを少なくするために、歯科が支援できることは少なくありません。その一環として前述した事業以外にICTの利用・多職種連携・災害対策等に取り組んでおります。
 「健康寿命の延伸」すなわち、年齢を問わず、生涯いつまでも健康で元気に暮らすためには、おいしく楽しく食べて、身体の栄養状態を良好に保つことが重要と考えます。おいしく楽しく食べることによって、日常生活が楽しく、生涯を通じて豊かな人生を実感できると信じており、そのためには、歯とお口の健康を良好に保つことが不可欠です。
 そこで、この「健康寿命の延伸」のために、まずは、生涯を通じた歯とお口の健康チェックをお勧めします。
 年に一度ならずも2回くらいは、かかりつけの歯科医院での歯科検診をお受けいただき、歯とお口の健康を保ち、心身ともに豊かな人生を送りましょう。
 最後に、現市民そして次世代の市民の皆様の健康の為に、公平さ、謙虚さを忘れず会務を進めていく所存でありますので、どうぞご理解とご協力をお願い申し上げます。

             

                                 令和7年7月吉日
                           一般社団法人高岡市歯科医師会
                                  会長 立浪 徹